店舗にスマホのQRコード決済を導入したいけど、種類が多くてどれを導入すればいいのかわからない!と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つのが、複数のQRコード決済を1度に導入することができるCloud Pay(クラウドペイ)です!
QRコード決済といえば、それぞれに専用のQRコードをレジに置いていたり、QRコードリーダーで読み取って支払うようなイメージがあるかと思いますが、
クラウドペイでは、専用のQRコードを1つ置くだけで、複数の決済に対応することが可能となります!
また、煩わしい審査なども1度に済ませることができるので、手軽にキャッシュレス化することができますよ!
今回はそんなCloud Payについて詳しくご紹介していきたいと思います!
これからQRコード決済を導入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
Cloud Pay(クラウドペイ)とは?
クラウドペイとは、株式会社デジタルガレージが運営しているマルチ決済サービスのこと。
クラウドペイを導入するだけで、複数のQRコード決済を1度に導入することが可能となります。
利用方法としては、申し込み後に届くQRコードを店頭に設置し、そのQRコードをお客様が読み取ることで、決済が可能になるというものです。
これまではQRコード決済を導入する場合、それぞれの決済サービスに申し込み、審査を受ける必要がありましたが、
クラウドペイを導入することによって、1度に複数の決済サービスの申し込み・審査が受けられるため、
利用する店舗の方は、簡単に導入することができますし、どの決済サービスに申し込むかを検討する時間と手間を省くことができます!
また、クラウドペイを運営する株式会社デジタルガレージは、東証1部に上場している企業であるため、サービスも安心して利用することができますよ。
Cloud Payの基本情報 | ||
初期費用 | 月額固定費 | 加盟店手数料(一律) |
0円 | 0円 | 3.24% |
クラウドペイに対応しているQRコード決済は?
現在Cloud Payを導入すると決済が可能になるサービスは、
- d払い
- ALIPAY(アリペイ)
- WeChat Pay
- Kakaopay
- ALIPAY HK
に対応。メルペイ・LINE Payは順次対応となり、今後も対応する決済サービスは増えていくと思われます!
クラウドペイのメリットは?
では、クラウドペイを利用した場合のメリットを見ていきましょう。
- 1度に複数の決済サービスを導入できる!
- 初期費用・月額固定費が無料!
- 振込手数料が無料!
- 機器の導入が不要!
これらのメリットを1つずつ詳しく解説していきたいと思います。
1度に複数の決済サービスを導入できる!
クラウドペイのいいところは、1度に複数のQRコード決済サービスが導入できるという点です。
通常、QRコード決済を導入する場合には、決済サービスに直接申し込みをし、審査完了後に利用が可能となります。
しかしこの方法では、複数の決済サービスを導入したい場合は、それぞれの決済サービスに申し込みをしないといけません。
ですがクラウドペイを利用すると、複数の決済サービスを同時に申し込み・審査ができるので、導入の手間を減らすことにつながります。
初期費用・月額固定費が無料!
クラウドペイを導入する場合の初期費用や、月額固定費は無料となっているので、利用をする上での費用は一切かかりません!
ただし、決済ごとに手数料(一律3.24%)が発生しますが、その他の費用は必要ないので安心して利用することができます!
振込手数料が無料!
クラウドペイでは、売上金を受け取る場合の振込手数料も無料となっています!
他のマルチ決済サービスでは、振込手数料が発生する決済会社も存在しますので、振込手数料が無料なのは嬉しいポイントです。
機器の導入が不要!
クラウドペイでは、QRコードをお客様が読み取って決済する方式なので、決済に必要な機器の導入が必要ありません。
煩わしい機器の操作なども覚える必要がないので簡単です!
クラウドペイのデメリットは?
では反対に、クラウドペイを利用した場合のデメリットも見ていきましょう。
- 人気の決済サービスにはあまり対応していない。
- クレジットカードや電子マネー等の決済には対応していない。
これらのデメリットについても解説していきたいと思います。
人気の決済サービスにはあまり対応していない。
QRコード決済の中でも人気のPayPayや楽天ペイ、au PAYやOrigami Pay等の決済サービスには今のところ対応していません。
また、現時点ではLINE Payやメルペイにも未対応。
対応するサービスの数としては少し寂しい印象ですが、これから対応するサービスの数は増えていくと思われますので、今後に期待したいところです!
クレジットカードや電子マネー等の決済には非対応。
クラウドペイでは、クレジットカードや電子マネーなどの決済方法についても非対応となっています。
QRコード決済だけ導入するのも悪くはないのですが、やはり利用者数の多いクレジットカードや電子マネー決済を導入しないと、それだけ機会損失にもつながりかねません。
QRコード決済にはクラウドペイを導入し、その他の決済には他のマルチ決済サービスを利用するというのも1つの手かもしれません。
おすすめの決済サービス
クラウドペイを検討中で、他のサービスと比較して選びたいという方のために、おすすめの決済サービスをいくつかご紹介したいと思います!
AirPAY(エアペイ)・AirPAY QR
AirPAY(エアペイ)とは、リクルートが運営しているキャッシュレス決済サービスです!
CMもよく流れるので、知っている方も多いのではないでしょうか?
このAirPAYのQRコード決済サービスであるAirPAY QRに申し込むことで、複数のQRコード決済を導入することができます。
AirPAYとAirPAY QRに同時に申し込むことで、
- クレジットカード
- 交通系電子マネー
- 「iD」「QUICPay」などの電子マネー
- QR・コード決済
に対応することができ、なんと最大26種類の決済方法に対応することが可能となります!
導入や運用費用は無料で端末代金も掛かりません!さらに今ならiPadも付いてくるのでかなりお得に導入することができますよ!
AirPAYについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
PayPay(ペイペイ)
PayPayは言わずと知れたキャッシュレス決済サービスですが、導入費用はもちろん月額固定費も無料で始めることができます!
さらにPayPayに直接申し込むことで、決済システム利用料(手数料)も2021年9月30日まで無料に!
また、PayPayのQRコードは、中国にユーザーの多いALIPAYのアプリにも対応しているので、PayPayに申し込むだけで、同時にALIPAYも導入することが可能ですよ!
まとめ
クラウドペイについてご紹介してきましたが、どんなものかお分かりいただけたでしょうか?
これまでの内容を簡単にまとめますと
- クラウドペイは、株式会社デジタルガレージが運営するマルチ決済サービスのこと。
- クラウドペイを導入することで、d払い・ALIPAY(アリペイ)・ALIPAY HK・WeChat Pay・Kakaopayに対応。
導入するメリットとしては、
- 1度に複数の決済サービスを導入できる!
- 初期費用・月額固定費が無料!
- 振込手数料が無料!
- 機器の導入が不要!
などがメリットとして挙げられます。反対にデメリットは、
- 人気の決済サービスにはあまり対応していない。
- クレジットカードや電子マネー等の決済には対応していない。
などのデメリットもありますので、それを踏まえた上で検討してみるとよいかと思います。
今回ご紹介したクラウドペイのようなマルチ決済サービスは、1回導入してしまえば複数の決済サービスに対応することが可能となるので、利用する側からすると非常に有難いサービスであると言えます!
今後もQRコード決済の利用者数はさらに増えていくと思われますので、この機会に導入してみるのもいいでしょう!
合わせてご紹介したAirPAYやPayPayも導入費用が掛からないので、とりあえず導入しておくだけでも損はないかと思います!
みなさんもクラウドペイのようなマルチ決済サービスを上手に利用して、キャッシュレス化を進めてみてはいかがでしょうか?