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引越しにかかる初期費用の節約!火災保険の選び方や安く抑える方法は?

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「新しい家に引っ越したいんだけど、引っ越しにかかる初期費用って高いなあ…」と思った経験はありませんか?

新居に引っ越す際の初期費用は、数十万円単位になる事も多いので、金銭感覚がマヒしてしまい、

「数千円程度の支払いならそんなに気にしなくていいや」なんて思ってしまうことも…。

しかし、引っ越しでは出ていくお金が多いので、そんな気のゆるみが度重なってくると、

後々見直した時に、かなり損をしてしまってた!なんてことにもなりかねません。

実際に引っ越しの際の初期費用を抑える方法は数多くあります!

そこで今回は、そんな初期費用を少しでも抑えるための方法の1つである「火災保険を節約する方法」をご紹介していきたいと思います!

火災保険は引っ越しの時だけではなく、契約更新のタイミングでも見直すことができるので、火災保険の更新をする方も、ぜひ参考にしてみてください!

火災保険とは?

火災保険とは、建物や家財などのさまざまなリスクに対して損害を補償する保険のこと。

具体的には、火災や風災、水災などの災害による家財の損害を補償してくれる保険です。

日本では失火責任法という法律により、賃貸物件などで火災を起こしてしまった場合でも、重大な過失による火災でない場合は、賠償責任を問わないことになっています。

しかし、家主に対して借家を元の状態で返還するという義務が生じるため、債務不履行責任による損害賠償責任が発生してしまいます。

また、近隣の方が火事を起こし、それによって自分の家財が全焼してしまったとしても、

火事を起こしてしまった方に重大な過失がなければ、賠償責任は発生しません。

つまり、火災保険に加入していなければ、燃え尽きてしまった家財は、誰にも補償してもらえないことに…。

さらには、水漏れなどの事故が起きた場合でも、火災保険に加入しておくことで、

賠償責任による住民同士の金銭トラブルなどのリスクにも備えることができます。

賃貸ではこのような理由などから、入居の際の契約条件に、火災保険の加入を義務付けている場合が多いです。

※厳密には火災保険の加入は義務ではありませんが、保険に加入しないと契約をしてもらえない、という場合が多いです。

火災保険は、大家さんや第三者のためだけではなく、自分の身を守るためにも大事な保険なんです!

これにより、賃貸借契約の際に不動産屋から火災保険の加入を促されますが、

多くの方は、何も疑わずに不動産屋が紹介した火災保険にそのまま加入してしまうことが多いようです。

これだと、一見保険を探す手間も省けて良さそうにも思えますが、

割高な火災保険に加入してしまう可能性も高く、あまりおすすめの方法とは言えません。

火災保険は自分で選んで節約!

そんな賃貸物件の多くは、火災保険を「個人で選んで加入できる」場合が多く、

自分で選んだ保険を利用することによって、保険料を節約することができます!

自分で選ぶ火災保険の契約内容と、契約時に勧められる保険の契約内容がほとんど同じ場合でも、

安いものだと年間数千円もの差がつくこともあります!

分かりやすいよう、実際の火災保険の料金を比較した表を作成したのでご覧ください。

A社 B社 C社
家財保険金額 500万円 500万円 500万円
借家人賠償責任 限度額 2,000万円 2,000万円 1,000万円
個人賠償責任  限度額 1億円 1億円 1,000万円
保険料(年間) 9,810円 8,000円 5,940円

※比較しやすいよう家財保険の金額をすべて500万円で比較しています。

この表のように、火災保険は会社や保険の内容によって、保険料が様々であることが分かります。

また火災保険は1度加入したら、実家に戻るなどしない限りはずっと加入し続けないといけませんよね。

仮に10年間住んだ場合でも、数万円の節約になる可能性も十分にあると言えるでしょう!

早いうちから保険料が安い火災保険に加入しておくことが大事になってきます!

火災保険は引き継ぐことも可能!

一度火災保険に加入し、保険契約中に新しい物件に引っ越した場合、火災保険を引き継ぐことも可能です!

1度安い火災保険を見つけてしまえば、あとはその保険を引き継ぐことによって、ずっと節約し続けることができますよ!

ただし新しく契約する際に、火災保険の保険証券の提示を求められることもあり、場合によっては保険内容の変更を求められることもあるので注意してください。

また、保険が必要なくなったので解約をしたいという場合でも、手続きをすれば解約することができます。

解約の際の返戻金も日割りで戻ってくることが多いので、安心して利用することができます!

火災保険の選び方は?

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火災保険を選ぶ際、基本的には

  1. 家財保険の金額
  2. 借家人賠償責任
  3. 個人賠償責任

の3つの項目が重要になってきます。

それでは、この3つの項目を知って、実際に火災保険を選んでいきましょう!

家財保険の金額を決める

家財保険とは、名前の通り「家財」に対する損害を補償してくれる保険のこと。

具体的には、火災・風災・水災などの自然災害から、水漏れ・盗難などの日常災害による損害まで補償してくれます。

この家財保険の金額は、「実際に持っている家財のすべての金額」を合計して選んでいくといいでしょう。しかし、

家財の金額の合計なんて全然分からないよ!

なんて方も多いと思います。そんな方はこちらの表を参考に見ていきましょう!

家財保険金額目安表

参考:保険の窓口インズウェブ「家財保険はいくら掛けるのがいい?」

この表に記載されている金額はあくまで目安です。

この表を参考に、ご自分の家財の金額を把握するための目安にしてみてください!

「これより家財金額は多いはず」と思われた方は、この金額にプラスしたり、

逆に「うちは物が少ないから、金額も低くて大丈夫!」と思われたら、

金額を低めに設定するなどして、選んでいくといいでしょう!

借家人賠償責任補償

借家人賠償責任補償とは、家主さんへの賠償責任を補償する保険のこと。

火災や水漏れなどの事故を起こし、家主さんに損害を与えてしまった場合に補償してくれます。

この借家人賠償責任は、保険会社によってあらかじめ金額が決まっていることが多いです。

  • 単身で、間取りが1R~1DK・家財保険300万円程度であれば、1,000万円~1,500万円程度
  • 間取りが1LDK~2DK・家財保険が500万円程度であれば、2,000万円程度
  • 間取りが2LDK以上・家財保険が800万円程度もしくはそれ以上であれば3,000万円~

このぐらいが大体の目安となっています。

※あくまで目安ですので、最終的にはご自身で判断されてください。不安であれば不動産屋等に確認してみるのもいいと思います。

個人賠償責任補償

個人賠償責任補償とは、日常生活における賠償責任を補償してくれる保険のこと。

具体的には、日常生活において他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりなどして損害を与えた場合に、損害賠償金を補償してくれるというものです。

自転車の運転中に起こした事故や、買い物中に誤って壊した商品を補償してくれたりと

幅広い賠償責任に対応しているのが特徴です。

意外と知られていませんが、火災保険では自転車事故までカバーすることもできるんですよ!

この個人賠償責任補償も、補償金額が多いほど安心して過ごすことができますが、

それに伴う保険料も含めて検討することが大事です!

決まらない時は一括見積がおすすめ!

ここまで火災保険の選び方をご紹介してきましたが、それでも「決められない!」という場合は、

保険の一括見積もりサービスを利用してみるのがおすすめです!

一括見積もりを利用すれば、様々な保険会社を比較して自分に合った保険を選ぶことができます。

中でもおすすめは、ご存知の方も多い「SBIホールディングス」が運営している保険の窓口インズウェブです!

保険の窓口インズウェブでは、一戸建ての見積もりはもちろん、賃貸の見積もりも簡単に行うことが可能です。

賃貸の場合は、クリック1つで見積もりができ、分かりやすい表で比較することができますよ!

インズウェブで1番安い保険を探してみる!

このようなサービスを上手に利用して、自分に合った保険をさがしてみてくださいね!

おわりに

何かとやることが多く、バタバタしてしまう引っ越しに頭がいっぱいで、

「保険なんかに時間を使っている場合じゃない」と思われるかもしれませんが、

そんな時こそ1回立ち止まって、保険についてもう1度考えてみてほしいと思います。

たしかに保険は分からないことが多く、面倒なので後回しにしてしまいがちですが、

1度知るだけで、節約できる項目はたくさん隠れているということに気付けるかもしれません。

また、改めて見直すだけでも、今後ずっと節約できる可能性だってありますよ!

もし保険選びに迷ったときは、比較サービスなどを利用すると、どこの保険が1番安いのか一目瞭然なのでおすすめです!

みなさんも是非1度、火災保険について見直すことで、賢く節約してみてはいかがでしょうか?

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